症例Cases treated
根管療法(歯内治療)大型犬
以前に、外傷による歯髄損傷を生じ、根管療法(歯内治療)を行いました。今回、その犬歯において破折(歯冠が折れた)が生じたため、飼い主さんの希望により再度、根管療法(歯内治療)を行いました。犬歯は歯頚部から折れていました。ファイルで再度根管の拡大と形成を行い、ガッタパーチャポイント(90)と水酸化カルシウムを再充填し、MTA光重合型裏装剤、ボンディング処理、そしてコンポジットレジンを塗布し破折歯を修復しました。
治療前
治療後
基本情報
- 動物種
- 犬
- 品種
- バーニーズマウンテンドッグ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 5才
- 主訴
- 犬歯の破折
折れた犬歯の、根管治療終了時のレントゲン写真です。白く見えるものがガッタパーチャポイントです。