症例Cases treated
下顎犬歯の根管治療(歯内治療)を行った柴犬
1週間前に、雷に興奮してケージにぶつかり、下顎の両犬歯が折れて、柴犬が来院しました。両方の犬歯は、エナメル質と象牙質が折れ、歯髄が露出していました。抜歯か歯を残す治療が検討されました。下顎犬歯の外科的抜歯は、患者への侵襲性が高く、顎が弱くなるといった副作用もみられるために、歯を残す根管治療(歯内治療)を行いました。
治療前
治療後
基本情報
- 動物種
- 犬
- 品種
- 柴犬
- 性別
- ♂
- 年齢
- 6歳
根管治療(歯内治療)とは、炎症の原因となる歯の中の歯髄と炎症物を取り除き、根管を洗浄する処置です。 AIモーターとニッケルチタンファイル、ガッタパーチャポイントとMTAシーラーによるシングルポイント法を行いました。