症例Cases treated

猫の歯肉口内炎 全臼歯抜歯治療

13歳の猫が、口の痛みと食欲不振を主訴に来院しました。血液検査より、慢性腎臓病(ステージ2 cre2.28mg/dl)を認めました。口の痛みから内服投与が難しく、腎臓病に対する治療が十分にできませんでしたが、慎重な全身麻酔下で全臼歯抜歯治療を行いました。

治療前

治療後

基本情報

動物種
品種
日本猫
性別
年齢
13歳
既往歴(併発疾患)
慢性腎臓病 ステージ2
主訴
口腔疼痛、口臭

慢性腎臓病は、血液検査、尿検査、画像検査などにより総合的に診断されます。今回の猫ちゃんは、初期の腎臓病と診断されましたが、口内炎による口の痛みから内服投与や食事療法による治療ができず、相談の上、全身麻酔下で抜歯治療を行いました、術後より食欲の改善を認め、現在は、腎臓病の治療に集中できています。

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