ブログ - 診察Blog
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その痒み、どうお付き合いしていきますか?
アレルギーを持っていて、痒みがあるわんちゃんは結構います。 痒みに対して、以前は、症状が出たときに治療していくリアクティブ療法が一般的でした。 今は、症状が出る前から予防的に治療するプロアクティブ療法という方法が推奨されています。 アレルギーは体質なので、正常な皮膚に戻ったように見えても、痒みがでやすい状態は続いています。 この痒みが少ない状態を、なるべく副作用の少ない薬、注射、塗り薬、サプリメント、シャンプーなどを使って維持していくことを治療のゴールとしています。
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乳歯が残っているかも
小型犬に多いのですが、生後半年を過ぎても乳歯が残っている子がいます。 上の犬歯が2つ並んでいる子は多いかと思いますが、下の犬歯や奥の臼歯にも乳歯が残っている子がいます。 乳歯が残っていると、永久歯が正しい場所から生えてこないので、噛んだときに歯肉に当たってしまう場合もあります。 とにかく乳歯が残っていたら早めに抜いてあげた方がいいです! おうちで乳歯が残っているかチェックするのは難しいと思うので、小学生が歯医者さんに通うのと同じように、子犬のうちも動物の歯医者さんでチェックしてもらうことをおすすめしています。
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尿検査のすすめ
当院では皆さんに尿検査をおすすめしています。 血液検査の方がより詳しくわかりますが、尿検査でも糖尿病、腎疾患、クッシング症候群などの病気を発見することが出来ますし、もちろん膀胱炎や尿結石の有無などもわかります。 健康は気になるけど、動物を連れて行くのは大変という方は、尿検査だけでもチェックしてしておくことをおすすめしています。 わんちゃんはきれいな容器で採ってもらい、猫ちゃんは写真のようなシステムトイレなら簡単です。 固まるトイレの場合、大変ですが、皆さんビニールをひいたり、トレーやおたまを使って上手に採られていますよ。 採尿容器はいつでもお渡しできますので、ご相談下さい。 採れた尿はなるべく早く検査した方がいいので、採れたらすぐに持ってきてもらい、結果は後日確認に来られる方もたくさんいらっしゃいます。
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ヘビに注意!
毎日蒸し暑いですね。 最近、私の周りではヘビに出会う人が多いんです。 ほとんのヘビは毒性を持っていないのですが、マムシ(三角形の頭)とヤマカガシ(黒と赤の市松模様)は毒性を持っているので、わんちゃんは草むらなどで噛まれないように気をつけて下さいね! もし噛まれてしまったら、なるべく早く動物病院へいらして下さい。