ブログBlog
-
歯石とは?
歯石になると歯磨きでは取れないって聞きますが、 そもそも歯石って何でしょう? お口の中の歯周病菌たちは生き延びるために、コミュニティーを作って強靱な膜を作ります。 それがバイオフィルム。プラークとも言われ、歯の表面に付いているヌルヌルの物質です。 そこに、唾液中のカルシウムやリン酸が取り込まれて歯石になります。 歯石になるとその中の歯周病菌は死滅するので、炎症を起こす力はなくなるのですが、 ますます歯周ポケットの歯磨きがしにくくなるので、ヌルヌルのうちから歯磨きしていきましょう!
-
何ヶ月から歯磨きを始めるか
「何ヶ月になったら歯磨きを始めるか」はよく聞かれる質問ですが、なかにし動物病院では乳歯の頃から始めることをおすすめしています。 永久歯に変わる半年頃は人間でいう10歳くらい。 10歳になって突然、歯磨きされたらびっくりしますよね。 なので乳歯が生えそろったら優しく歯磨き練習をはじめてみましょう。 相談お待ちしています♡ おまけ でも「もう遅い」ということはないですよ。 皆さん何歳からでも歯磨きスタートされていますので!
-
歯磨きの始め方
歯ブラシを使う前に、 1.ご褒美を与えながらお口を触り、お口を触られることに慣れることから始めます。まだ乳歯の子犬、子猫の頃から始めることをおすすめします。 2.慣れてきたら、動物用歯磨きペーストなどの味の付いたものを指に付けて歯肉を軽くマッサージしてみましょう。 3.いよいよ歯みがき開始です。 歯磨きができるまでの大まかな手順は、 1.歯ブラシは、犬・猫専用を使用する。(ブラシが柔らかい) 2.歯ブラシはよく水に濡らして行う。歯ブラシが乾いていたら歯肉を傷つけます。 3.歯と歯肉の間にブラシを当てる。(歯周ポケットです) 4.当てる力は毛先が適度にたわむくらい。 5.焦ると力が入るので、ゆっくり、優しく磨きましょう。 6.最初は、歯の外側を磨きます。 できるようになったら内側ですが難しいです。 口を開け続けてくれたら有難いですが、どうしてもカミカミしてしまいます・・ ペットの性格や体格によってやり方は変わるので、院内で個別に説明をさせてもらっています。 さらに、歯ブラシをキープしていただき、院内歯磨きを行っている子もいますので、いつでもご相談ください。
-
オーラバイオペースト
当院でも人気のオーラバイオブラシのメーカーさんから 歯磨きペーストが発売されています。 4種類の唾液酵素が配合されているので、歯周病にお悩みの ワンちゃんネコちゃんにおすすめです!