
症例Cases treated
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歯肉切除術 ジャックラッセルテリア
犬の歯周病歯ブラシは毎日行っているが、下顎切歯部の歯肉から出血がみられるとの主訴で、6歳のジャックラッセルテリアが来院しました。切歯6本に歯肉炎がみられ、また腫瘍の発生も疑われました。外科治療は、歯肉炎領域の切除、歯根周囲のSRP(スケーリング・ルートプレーニング)、外側と内側の歯肉の縫合を行いました。
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当院で使用している歯科検査表
猫の歯周病犬の歯周病近年では、歯周病予防あるいは早期からの歯周病治療を希望する飼い主様が増えています。歯周病がどの程度進行しているのかを、飼い主様にしっかりと説明するために、歯科検査表は欠かせません。当院では麻酔下での歯科処置後、歯科検査表を飼い主様へお渡しし、情報共有に努めています。 歯周ポケットの深さは、プローブという器具で測定しますが、当院では、1根歯は4点、2根歯と3根歯は6点で計測します。正常な歯周ポケットの深さは小型犬では2㎜までです。
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重度の破折 6歳のビーグル
破折5日前から左眼の下が腫れているとの主訴で、6歳のビーグルが来院しました。骨などの硬い物を噛んでいたとのことでした。全身麻酔下で検査したところ、右側上顎第4前臼歯(108)に歯冠から歯根におよぶ破折を認めました。レントゲン検査では、108根尖部(歯根の先端)に炎症を認め、左眼の下の腫れの原因と考えられました。
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口腔内に化膿性肉芽腫を認めた日本猫
口腔内腫瘍口腔内に腫瘤を認め、食べる時に痛みがある8歳の日本猫が来院しました。腫瘤は左側第1後臼歯の尾側前庭部(外側でやや後ろ)粘膜に認め、1㎝の大きさでした。病理検査を行ったところ、化膿性肉芽腫と診断されました。
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